マダム写メ日記 | さくら日記

さくら日記

2025/12/26 23:40:11

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さくら日記 vol.7
前回の続きです。


そもそも、なぜ私が“ハプニングバー”なる場所へ足を踏み入れることになったのか──

そのいきさつからお話ししますね。

ちなみに県外のお店です。


その日は地元の友人と久しぶりに飲んでおりまして、

二軒目を探してふらふらと街を歩いていたのですが、

行きたかったお店はことごとく満席。

「どうしよっか〜」なんて話していると、

どこからともなく現れたキャッチのお兄さん。


「女性は無料ですよ〜。よかったらどうですか?」

……怪しい。

いや、正直に言って、かなり怪しい。

「タダより高いものはない」

ですがその横で、すでに酔っ払いの友人はノリノリ。

私は完全にシラフ(なぜなら運転手だったから)。


気がつけば、流れに逆らえずお店へ。

店内は意外にも明るく、想像していた“怪しさ”は控えめ。

すると店員さんから一言。

「ここ、どういうお店かご存じで来られました?」


……ええ、なんとなくは。

でも友人は

「え?女の子タダって聞いただけです〜」

と、無垢な笑顔。


店内には、私たちのほかにカップルが一組と、若い男性が二人。

年齢を聞いてびっくり。

若い、若すぎる。

そんな中に混ざる“いい大人”の私たち。

なんだか申し訳ない気持ちになりつつ、

スタッフさんと世間話をして、穏やかに退店いたしました。


若者たちの社交場に、

人生の経験値だけはしっかり積んだ大人が紛れ込んでしまった――

そんな夜でした。


というわけで、

さくら的・ハプニングバー考察はこちら。

1.若者が集う場所である

2.早い時間帯は意外と普通のバー

3.ハプニングは「起きるもの」ではなく「起こすもの」

以上、社会勉強でした。


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